igzoスマホ出荷目標40%に引上げ

シャープがigzoスマホの販売比率の引き上げを発表した。企業業績の回復のために、新型液晶パネルに力を入れているが、スマホの販売比率を40%に引き上げることを発表した。


シャープ出荷台数の目標引上げ

シャープが、2012年12月11日に新型液晶パネル、IGZOを搭載したスマホの出荷目標数を引上げたと共同通信が報じている。
シャープは11日、新型液晶パネル「IGZO(イグゾー)」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型端末の出荷目標を引き上げたことを明らかにした。(共同通信)
シャープは、IGZOスマホ販売を発表したが、より一層力を入れる姿勢を見て取ることができる。

IGZOとは

IGZOとは何かについて簡単に見てみよう。詳細は、上記リンク先をご参照。
IGZOとは、シャープが2002年から開発を進めてきた酸化物半導体の技術です。 スマートフォンのディスプレイにはじめて採用しました。In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)で構成する酸化物を TFT(薄膜トランジスタ)を用いることにより、従来の液晶に比べ、消費電力を大幅に低減。
IGZOは、複数の金属の酸化物で構成されていることの頭文字をとってつけられた、新型液晶の名前である。シャープ新型液晶の大型量産も発表しており、シャープが、復活をIGZOに賭けていることが分かる。

出荷台数の目標を40%に引き上げ

2012年10月~13年3月に同社製スマートフォンなどの出荷台数の30%余りにIGZOを搭載する目標だったが、最大で40%を目指す。
シャープは、出荷目標の引き上げを発表しており、今後の携帯電話会社を中心に販売動向に注目かもしれない。ただし、シャープの取引先でIGZO失速の指摘をしているとの報道がされている。
薄型ガラスの稼働をみる上で重要と思われる、LG Display(LGD)のタブレット生産も順調な模様(11月に入り、シャープ <6753> のIGZOが失速)だという。
シャープが、igzoスマホの出荷目標を40%に引上げたが、目標を達成できるのかどうか、販売動向に注目かもしれない。シャープ株価と資本増強策(2)を見ると、液晶事業が成長事業であると証明する必要があったようですね。

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